RESEARCH INSTITUTE総合研究所

高品質を正確に、真心こめて製品開発の最前線

自社製品・ODM先より依頼のある化粧品・入浴剤の開発を行う所、想像力・企画力を駆使し時代背景にあった、商品の開発を行います。余剰防腐力試験、パッチテストなどを行い安定・安全性確認等を行います。
価値創出研究開発機関として「 研究に終わりはない」「創造」と「仮説」から新しいものを「独創」し、お客様へ、「喜び」「感動」を与えるをモットーとして創業以来取り組んできました。

ATTEMPTどのような取組みをしているか

  • 1.
    議題
    神奈川工科大学様が主催する「女子学生のための神奈川テクノフューチャープログラム」の「企業連携実習」に参画しました。

    神奈川県内の女子中高生に、入浴料や化粧品の試作体験を実施し、実際に作る過程を体験していただきました。
  • 2.
    取組み
    「女子学生のための神奈川テクノフューチャープログラム」は、科学技術振興機構(JST)などが主催する取り組みであり、男女共同参画社会の推進の一環として、女子中高生が理系分野への興味を深め、進路選択の幅を広げることを目的とする国家的プロジェクトです。
    神奈川県では神奈川工科大学様が選ばれ、県内のプログラム推進の中心的な役割を担っていらっしゃいます。

    総合研究所は、所員の約7割が女性であり、さらに当大学の卒業生が多く勤務していることから、今回のイベントの開催につながりました。
  • 3.
    結果
    今回の「企業連携実習」では、入浴料や美容液の試作体験を通じて、彼女たちの世代が持つ感性や好み、求めるイメージ、個性のあり方を、実際にご本人たちと接することで垣間見ることができました。
    私たち研究所員にとっても大変貴重な学びの機会となりました。また、本研修が女子中高生の皆さんが理系分野への興味を深め、進路選択の幅を広げるための一助となれば、これ以上の喜びはありません。

最初に行ったのは入浴料の試作体験です。
オリジナルの粉末入浴料を作るために、数種類の色素と香料の中から好みのものを選びます。
最後に、透明湯にするか、にごり湯にするかを決め、処方に従って適量を計量し、混ぜ合わせていきます。
完成した入浴料は、実際にお湯に投入し、湯色の変化や香りの立ち方を確認した後、袋に充填して仕上げます。
淡いパステルカラーの湯色からは若い感性が感じられ、指導にあたった所員たちも「学びが多い体験だった」と感想を述べていました。

入浴料の試作体験
入浴料の試作体験
入浴料の試作体験

 次に、美容液の作成体験を行いました。
2種類のサンプル美容液の処方に、5種類のコンセプト成分の中から1つを選んで配合し、オリジナルの美容液を作ります。
ここでも処方に従い、各配合成分を秤量して適量を混ぜていきます。

最初は慣れないためか、戸惑いながらの作業でしたが、次第に慣れ、最後には手際よく進めることができていました。
作業中は真剣な表情と笑顔が交じり合い、モノづくりの楽しさを体験していただけたのではないかと、私たちも嬉しく感じました。
最後に、手肌で美容液の感触を確かめ、ディスペンサー付きのボトル容器に詰めて「マイ美容液」が完成しました。
研修後には、本日の感想をお聞きし、完成した美容液を体験の成果物としてお持ち帰りいただきました。

美容液の作成体験
美容液の作成体験
美容液の作成体験

今後の展望や目標

今後も機会があれば、是非とも取組んで行きたいです。

ATTEMPTどのような取組みをしているか

  • 1.
    議題
    市場調査の結果、最近流行のバスソルト剤型には効能効果を謳える医薬部外品が少なく、また、お肌をしっとりさせるオイル成分を加味した商品がありませんでした。
    そこで、総合研究所では、入浴剤で温まりたいというお客様のニーズと、お風呂上りにお肌をしっとりさせたいというお客様のニーズについて、どちらも実感が持てるような新規性のある独自商品(市場に無い製品)を開発しようという目標を立て、開発にとりかかりました。
  • 2.
    取組み
    粒状のバスソルト剤型には、オイルや濁り剤が通常の製造方法ではなかなか付着しません。そこでいろいろと試行錯誤を重ねたところ、既に総合研究所で特許を取得していた製法を利用することで、きれいに付着することが判りました。
    さらに、湯上りしっとりを実現させる為に湯面への油浮き度合い等を確認しながら様々な美容オイルを試しました。
    そして、この商品を医薬部外品として上市するために、有効なデータを分析した上で安定性・安全性を担保したのち、行政へ医薬部外品として申請をいたしました。商品化まで弊社の中ではスピーディに対応できたと自負しています。
  • 3.
    結果
    医薬部外品として、湯面に美容オイルが浮く処方で、湯船からあがる際に美容オイルが全身に密着し潤いをキープする「オイル×バスソルト」の新処方の製品を開発しました。シリーズ展開により、一つは有効成分が温浴効果を高め「冷え症・肩こり」に効く、もう一つは毛穴ケア+ニキビ・肌荒れケアが叶う薬用オイルinバスソルトであることを謳うことができました。
    その結果、「オイル×バスソルト」の新処方が話題性を呼び、主要なバラエティショップをはじめとする多数店舗で実績のある商品となりました。
総合研究所の取組み

今後の展望や目標

本商品に続き、コンセプトを変えた関連した商品をさらに開発していずれは上市できれば幸いである。
さらに、どこのメーカーも開発していない新しい領域の独自商品をもっと開発していきたい。

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